残暑も無く、すっかり秋らしい気候になりました。
今回は、鳴く虫の紹介です。
暗くなると、街路樹や庭木からリーリーリーと大きな声で鳴いている
虫の声に気付いていると思います。
正体は「アオマツムシ」。
元々日本にいた虫ではなく、明治の終わりごろ中国から入ってきた
帰化昆虫です。
以前は、エンマコオロギなどと同じコオロギ科に含まれていましたが、
最近、マツムシ、スズムシ、カンタンなどと共に、マツムシ科に
分けられています。
サクラ類が好きで、若い枝に産卵し、孵化した幼虫も樹の上で育ち、
成虫になります。
苗木の移動などと共に各地に広がり、今では岩手県(盛岡市)から
九州まで分布しています。
しかし、生息しているのは大きな町やその郊外が中心で、山の中では
見られません。どうしてでしょう? (ヒントは上に書いてあります。)
すみればは樹木が多いので、生息密度が高く、鳴く虫観察会では
他の虫の声が聞こえないくらいでした。
鳴き声は7月下旬から10月下旬くらいまで聞かれますが、樹上にいる
ので姿はなかなか見られません。
他のバッタ類とは体型が少し違っていて、写真のようにずん胴で、
後ろ足もあまり発達していません。その代り、飛んで移動することが
あり、樹から樹へ飛ぶ姿を時々見かけます。
低い枝にいることもあるので、探してみてください。
今回は、鳴く虫の紹介です。
暗くなると、街路樹や庭木からリーリーリーと大きな声で鳴いている
虫の声に気付いていると思います。
正体は「アオマツムシ」。
元々日本にいた虫ではなく、明治の終わりごろ中国から入ってきた
帰化昆虫です。
以前は、エンマコオロギなどと同じコオロギ科に含まれていましたが、
最近、マツムシ、スズムシ、カンタンなどと共に、マツムシ科に
分けられています。
サクラ類が好きで、若い枝に産卵し、孵化した幼虫も樹の上で育ち、
成虫になります。
苗木の移動などと共に各地に広がり、今では岩手県(盛岡市)から
九州まで分布しています。
しかし、生息しているのは大きな町やその郊外が中心で、山の中では
見られません。どうしてでしょう? (ヒントは上に書いてあります。)
すみればは樹木が多いので、生息密度が高く、鳴く虫観察会では
他の虫の声が聞こえないくらいでした。
鳴き声は7月下旬から10月下旬くらいまで聞かれますが、樹上にいる
ので姿はなかなか見られません。
他のバッタ類とは体型が少し違っていて、写真のようにずん胴で、
後ろ足もあまり発達していません。その代り、飛んで移動することが
あり、樹から樹へ飛ぶ姿を時々見かけます。
低い枝にいることもあるので、探してみてください。
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by ikimono_sumireba
| 2009-09-21 20:15
| 昆虫