すみればの住人たちを載せている ブログです。あなたは何種類の生き物、何種類の植物を覚えてますか?みんなで勉強しちゃいましょう♪♪♪


by ikimono_sumireba
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お腹が長くて黄色い横じまのあるハチで、夏から秋にかけて
多く見られ、色々な花で吸蜜しているおとなしいハチです。

この時期はフジバカマノコンギクの花で見ることができます。

ハラナガツチバチの仲間は何種類かいますが、すみればで判っているのは
キンケハラナガツチバチ(♀の胸が黄色い毛で被われている)と
ヒメハラナガツチバチ(♀の翅の先が黒い)の2種です。

体が細くて触角が長いのはですが、雄はよく似ていて区別は難しいです。

ハラナガツチバチは巣を造りません。雌は地面を掘り、コガネムシの幼虫に
卵を産み、孵化した幼虫はコガネムシの幼虫を食べて育ちます。


ハラナガツチバチ類の成虫は地面スレスレを飛び回っていますが、どうして
地中にいるコガネムシの幼虫の居場所がわかるのか不思議です。

キンケハラナガツチバチの♀
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ヒメハラナガツチバチの♀
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# by ikimono_sumireba | 2008-11-09 19:28 | 昆虫

第17回 ウラナミシジミ

すみればの草地に沢山いる、水色の小さい「ヤマトシジミ」は
皆さん知っていますよね?

そのヤマトシジミよりも少し大きく、秋になると現われるのが
ウラナミシジミ」です。翅を閉じると裏側に波模様があること
から、この名前が付いています。

このシジミチョウは本州南部や九州の温かい地域に生息しており、
春以降、発生を繰り返しながら北上して、夏から秋に関東地方でも
見られる
ようになります。

マメ科の植物を食草にしていて、以前はすみれば周辺でも
ソラマメやインゲンなどを作っている畑地で見ることができましたが、
最近は畑が少なくなり、花壇などで吸蜜している個体が少数見られる
だけになってしまいました。

すみればでは毎年9月から11月頃見られます。

翅の尾状突起がかわいいチョウなので、是非探してみてください。

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# by ikimono_sumireba | 2008-11-03 19:34 | 昆虫
夏から秋にかけて茶色くて小さく、すばしっこく飛ぶ蛾のような
チョウがイチモンジセセリです。

後翅の小さい白い紋が一列に並んでいることから名前が付けられて
います。

この時期、個体数も多く、普通に見られるチョウですが、生態には
不明な点も残されています。

夏から秋に個体数が増えるのは、これまでは、アキアカネのように、
“一度、山などに移動した個体が戻ってくる”あるいは“温かい地域へ
移動のため“
などと考えられていました(少しは移動するようですが)。

最近の観察では、春から初夏に少数が発生し、エノコログサなどの
イネ科草本を食草にして夏の二回目の発生で個体数が増加
し、秋の
三回目の発生で更に増加することがわかってきました。

では何故、秋に沢山いるのに春に少ないのか?

それは、秋の産卵が、食草であるイネ科草本だけでなく、石や壁、
食草以外の植物など、所かまわず行うことで、越冬できる幼虫が限られる

ことによるようです。

春から大発生すると、次世代(2化、3化)の幼虫の餌が不足することを
本能的に悟った行動なのでしょうか?

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# by ikimono_sumireba | 2008-10-05 22:27 | 昆虫
今回は、お待たせの「ツマグロヒョウモン」です。

このおなじみのチョウも、普通に見られるようになったのは
この数年のことで、4年ほど前、砧公園で初めて見かけたときは
必死になって写真を撮った記憶があります(その後、採取しましたが)。

南方系のチョウで、スミレ類を食草にしており、温暖化傾向とともに
分布を拡大してきましたが、数年の間にこれほど個体数を増やせたのは
園芸で良く使われているパンジーを食草としていることも一因と言われています


また、同じころ分布を広げた外来種スミレのアメリカスミレサイシン
(ヴィオラ ソロリア“パピリオナケア”)
との関係もあるのかもしれません


さらに、ツマグロヒョウモンの増加には驚くべき戦略が・・・・

<その1>

普通、大型のヒョウモンチョウ類は年1回の発生ですが、ツマグロヒョウモンは
何回でも発生
します(越冬は幼虫)。

<その2>

ツマグロヒョウモンの♀は体内に毒を持つ「カバマダラ(マダラチョウ科)」に
擬態することで種の保存を図っている
といわれています。

(ちょっと待った! 関東にはカバマダラは分布していないが、それでも
効果はあるのか?)

<その3>

幼虫の姿がいかにも毒々しく、天敵の捕食から逃れている
(ここでも疑問→幼虫は地上近くで生活しているのに、アリの攻撃を
受けないのはどうして?→今度実験)

スミレの天敵、ツマグロヒョウモンですが、共存の方法も考えねば・・・・

ツマグロヒョウモン♂
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ツマグロヒョウモン♀
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# by ikimono_sumireba | 2008-10-04 22:15 | 昆虫

第14回 ナガサキアゲハ

今回の生きもの情報は「ナガサキアゲハ」、前回のアカボシゴマダラ
と違い、自力(?)で分布を広げているアゲハチョウです。

ナガサキアゲハは1980年代には紀伊半島が北限(東限)でしたが、
10年ほど前から神奈川県の湘南地方でも見られるようになり、
世田谷区内でも2~3年まえから見られるようになました。

温暖化の指標として取り上げられることが多いチョウです。

“すみれば”では昨年10月に初めて確認、今年は度々見られるようになり
NC前のユズで産卵も確認されています。

ナガサキアゲハの分布は平均気温15℃との相関があるといわれていますが、
すみればの平均気温はどうなんでしょう?

雄はクロアゲハより少し大きく、後翅の突起がなく、やや青味ががって見える
のが特徴
です。

雌は雄はより白っぽく、後翅に白斑があり、翅の付け根の赤斑が目立ちます

ナガサキアゲハの確認で、すみればでの黒いアゲハは3種(クロアゲハ、
カラスアゲハ、ナガサキアゲハ)になりましたので、見わけには注意して
くださいね。

(そのうち、似たもの見わけコーナーを作ります。)

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# by ikimono_sumireba | 2008-09-28 19:48 | 昆虫