すみればの住人たちを載せている ブログです。あなたは何種類の生き物、何種類の植物を覚えてますか?みんなで勉強しちゃいましょう♪♪♪


by ikimono_sumireba
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第28回 トラフコメツキ

久しぶりに生きもの情報をお届けします。

今回は「トラフコメツキ」です。

皆さん、コメツキムシという名前は聞いたことがあると思います。
ひっくり返すと、体を「への字」にそらし、勢いよく戻る反動で
パチンという音とともに跳ね上がり、体を戻すことから、
コメツキバッタとも呼ばれています。
※コメツキバッタには別の意味もあります。

コメツキムシは日本では600種以上が知られていますが、
黒や茶色で同じような形態をしているので、名前を調べるのに
苦労するグループです。

その中で、春先に出現するトラフコメツキは、黄土色に黒い紋が
あり一目で区別できる
コメツキです。

模様がトラに似ている(?)ことから、この名前が付いています。

関東地方では3月下旬ごろから5月上旬に出現し、都会の公園や
住宅地で見ることができ、個体数も少なくありません。
しかし、西日本では山地に出現し、個体数も少ないそうです。

現在、コメツキ愛好家の間では、確認した個体の写真をコメツキ
ムシの掲示板に載せ、模様の変化を調べています。

その結果、西日本と東日本では模様が少し違っているようですが、
西日本の写真が少なく、各地の情報を集めているところです。

写真のように、きれいなコメツキです。皆さんの家の周りにも
いると思いますので、探してみてください。
(すみればでも見られますが、野外では意外と目立ちません。)

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トラフコメツキ♀ 体長1.5cm程度
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# by ikimono_sumireba | 2009-04-12 19:41 | 昆虫

第27回 スズメ

スズメは、ご存じのように人家周辺に生息する留鳥(一年中、同じ地域に
留まっている鳥)で、最も親しまれている野鳥ではないでしょうか。

しかし、あまりにも身近で数も多いので、観察会などでは対象にされない
こともあるようです。

でも、チュンチュン鳴きながら人の近くで餌をとったり、休んだりしている姿
はとても可愛らしく、見る人をほのぼのとさせてくれます。

春から夏の間は、ペアあるいは小さな群れ(家族?)で生活していますが、
秋から冬になると、耕作地や河川敷、公園などの草地では大きな群れ
見ることができます。

先ほど、スズメは留鳥と書きましたが、実は、標識された個体が500km以上
も長距離移動した例があります。身近な鳥で、生態などは判っている
ようですが、まだまだ判らないことが沢山あります。

すみればでも、20羽くらいの群れがいますので、じっくり観察してみて下さい。
双眼鏡で見ると、仕草がとても可愛いですよ。


ところで「スズメが減っている」という情報をネットメンバーから提供されました
が、以前からそのような話題はありました。今回、統計的に示されたことで、
減少が量的に判明したことになります。

特定の鳥が減少する原因としては、繁殖地あるいは越冬地の環境変化
(生息環境の減少や餌不足など)、伝染病
などが考えられます。

数年前、北海道でスズメが30~50羽単位で各地で死んだ例があります。

鳥インフルエンザではないかとの声もありましたが、この時は冬季の餌不足
が原因だったようです。群れで生活しているため餌が不足すると同時に
亡くなってしまう
ようです。

今回の減少については、個人的には営巣環境の減少ではないかと思って
います。(記事じもそのようなコメントがありました。)

スズメは人家周辺に生息し、瓦屋根の隙間などを営巣地としていましたが
新築家屋では、そのような隙間はほとんどありません。山村でも立派な家が
多くなり、営巣できる場所が少なくなったことが個体数の減少を招いた
のではないでしょうか。

古い民家のある町と、新しい住宅地で営巣調査(または個体数調査)をして
みると面白いかもしれませんね。

また、繁殖期(4月~6月)にスズメのいた場所をプロットしていくと町の特徴が
見えてくるかもしれませんね。

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# by ikimono_sumireba | 2009-02-07 12:07 |

第26回 アオジ

今回も冬の常連。アオジです。

アオジは国内では中部以北の山地で繁殖し、北海道では低地でも繁殖
しています。

冬には暖地や平地に移動し、すみればにも毎冬、数羽がやってきます

常連の冬鳥ですが、藪の中にいることが多いため、なかなか姿が見られ
ませんが、藪の中から

「チッ、チッ、チッ」

という声が聞こえたら、声の主は「アオジ」です。

背中は黒茶色で地味な色合いですが、オスのお腹は黄緑に黒い縦斑
あり、日向で見るととてもきれいです。

ササやぶゾーンや池の裏側で鳴いていることが多いので、是非、鳴き声
を覚えてください。

観察会まであと2日!一年中見られる、

・キジバト
・コゲラ
・ヒヨドリ
・シジュウカラ
・メジロ
・ムクドリ
・スズメ
・オナガ
・ハシブトガラス

に、今回お伝えした冬の常連

・アオジ
・ジョウビタキ
・シメ

を覚えられれば、すみればではバッチリです。
(余裕のある方は、ツグミシロハラをチェックしておいて下さい。)

これまでにお伝えできなかった鳥については、徐々に報告します。
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# by ikimono_sumireba | 2009-01-15 22:53 |

第25回 ジョウビタキ

今回は冬の人気者「ジョウビタキ」です。

ジョウビタキは大陸で繁殖し、日本には冬鳥として渡ってきます

住宅地にも良く現れ、渡来時にはアンテナなどで

「ヒッ、ヒッ、ヒッ」

と特徴的な声で鳴いている姿を見かけます。

すみればにはこの冬もオスが越冬しています。

頭が白、顔と背中が黒で羽には白い斑あり、お腹はオレンジという、
目立った色合いと、尾羽を振る仕草がとても可愛いですよ!

人が少ない時にはクロガネモチ付近の地面に降りて餌を探している
姿がネイチャーセンターからも見られますよ。


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# by ikimono_sumireba | 2009-01-13 21:20 |

第24回 シメ

今回は冬の常連「シメ」です。

シメは国内では北海道で繁殖し、秋から冬に暖地に移動します。

すみればでは毎冬見られますが、この冬は個体数が多く、
小さな群れで現れることがあります。

前回のイカルと同じアトリ科に属し、ずんぐりした体形をしており、
全身が薄い茶色でくちばしが太いのが特徴です。

樹の上で

「ピチッ、ピチッ」

と鋭い声で鳴いている姿を見かけますが、人が少ない時には地面
に降りて、餌(樹の実)を探しています。

飛ぶと両翼に白い斑が見られるのも特徴です。

毎冬現れる鳥なので、是非覚えてください。

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# by ikimono_sumireba | 2009-01-12 20:25 |