すみればの住人たちを載せている ブログです。あなたは何種類の生き物、何種類の植物を覚えてますか?みんなで勉強しちゃいましょう♪♪♪


by ikimono_sumireba
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第12回 リスアカネ

今回は「翅の先の黒いトンボ」です。

アサザ池のカサスゲにお腹が真っ赤で、翅の先が黒いトンボ
がいるのをご存じですか?

このトンボはリスアカネといって、樹林に囲まれたやや薄暗い
水域に好んで生息
しています。

名前の“リス”はイギリスのトンボ学者F.Risの名から付けられ
ています。


ところで、すみればには翅の先の黒いトンボがほかに2種います。
コノシメトンボノシメトンボというアカネトンボの仲間です。

3種ともよく似ていますが、大きさが少しづつ違う

(リス<コノシメ<ノシメ)

のと胸側面の黒い筋の模様で区別
できます。

また、ノシメとコノシメは池よりも、枯れ木置場の細い枯れ枝の先
に止まっていることが多い
です。

出会ったら、胸の模様のどこが違うか観察してみてください。

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せっかくだから他の2種とも比較してみましょうか♪

リスアカネ
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コノシメトンボ
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ノシメトンボ
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似てますね~!さぁ探してみてください!レッツトライです!
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by ikimono_sumireba | 2008-08-31 22:20 | 昆虫
すみればでは、モノサシトンボに代わって個体数が増えている
イトトンボの仲間です。

でも、皆さん、ほとんど目にしたこと無いのでは・・・・

オオアオイトトンボの成虫は7月から11月頃まで見られます
夏の間は水辺よりも樹林の中にいることが多いのです。

体の背面全体がメタリックグリーンで、腹面は黄白色をしており、
よく似た種にアオイトトンボがいますが、こちらはやや寒冷な水域を
好み、すみればでは確認されていません。

オオアオイトトンボの産卵は変わっていて、水中には産卵しません

ではどこに・・・

産卵は、水の上に張り出した、その年に伸びた若い枝に行います。

広葉樹でも針葉樹でも良いようです。

良い条件の枝には産卵が集中するようで、かつて、コウゾやミツマタ
などの高級和紙の原料となる木に加害して“千円札(当時最高額の
紙幣)を喰う虫“として話題になったことがある
そうです。

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by ikimono_sumireba | 2008-08-30 22:37 | 昆虫

第10回 モノサシトンボ

今回はNCにも掲示してあるモノサシトンボです。


細いお腹に白い紋が等間隔にあることから「物差し」
に例えてこの名前が付いています。

オスは青系メスは茶系で、すみればでは6月から
10月頃まで見られます


羽化後、一時池周辺の樹林内に移動し、成熟すると池の
周りに戻ってきます。

前回のオオシオカラトンボと同じように、樹林に接した
木陰の水域を好むトンボ
です。

モノサシトンボはイトトンボの仲間で、飛翔力が弱く
水域を大きく離れることはありません


すみればの近くに生息地は見当たらないのに、池ができたら
すぐに生息していたのが不思議でしたが、卵は水面に近い植物
の生体組織内に産み付けられることから、池を造成した時に
植物と一緒に入ってきたものではないかと考えています。

ところで、イトトンボの仲間とヤンマやオオシオカラトンボ
などの仲間との形態的な大きな違い、わかりますか?


近くで観察できるチャンスがあったら後翅の形をよく
見てください


オオシオカラトンボなどの仲間は後翅の幅が広く、力強く
飛翔するのに適した翅
をしていますが、イトトンボ
後翅は細く、前翅と同じ弱々しい形をしています


トンボを分類するときにこの特徴から、イトトンボの仲間を
均翅亜目、ヤンマなどの仲間を不均翅亜目として
二つのグループに分けています。

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by ikimono_sumireba | 2008-08-18 23:00 | 昆虫
生きもの情報9をお届けします。今回から「トンボ」シリーズです。

先ずはオオシオカラトンボ・・・


すみればでは5月上旬から10月上旬ごろまで見られ、
トンボ池の人気者です。

メス胸からお腹の半分が黄色で、先端が黒

オス全体が青白い色をしており、お腹の先端が黒

雌雄ともに羽根の付け根に黒い斑があります

ただし、未成熟のオスはメスと同じような模様を
しているので注意が必要
です。

ところで、トンボ池にはオスはたくさんいるけど、メスは少な目。

オスに比べてメスは少ないんでしょうか?(-_-;)

いえいえ、すみればの隅々までよく観察してみてください。

樹に囲まれた小さなスペースにメスが集まっている所があります。
そこで成熟したメスが池に戻り、交尾して産卵します。

すみればにはやや小型の“シオカラトンボ”も生息していますが、
シオカラトンボが明るく広い水域を好むのに対し、
オオシオカラトンボは樹に囲まれた小さな水域を好みます

すみればにオオシオカラトンボが多いのは、すみればの水辺環境を
よく現わしています。

これがオスです。すみればの池ではこの時期常連さん!
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さて、こちらがメス。まだ見たことがない人も多いですよね~、きっと。
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おまけ。下田が学生の頃に書いたオスの絵です(笑)
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by ikimono_sumireba | 2008-08-10 20:32 | 昆虫