すみればの住人たちを載せている ブログです。あなたは何種類の生き物、何種類の植物を覚えてますか?みんなで勉強しちゃいましょう♪♪♪


by ikimono_sumireba
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カテゴリ:鳥( 12 )

第38回 コゲラ

さて、久しぶりの「生きもの情報」です。
今回は、すみればの森の人気者(?)、コゲラです。

皆さんは「キツツキ」という名前を聞いたことがあると思いますが、
これは、特定の鳥の名前を指すのではなく、アカゲラアオゲラコゲラ
などのキツツキ科の鳥の総称です。

キツツキの仲間は、しっかりとした樹林のある丘陵地や山地を主な生息地
していますが、都会の公園でも見ることができ、すみればでも「アカゲラ」、
「アオゲラ」といった大型のキツツキが記録されています。

すみればでよく見るコゲラは、日本のキツツキの仲間では最も小さく
英名でも「ピグミーウッドペッカー」と呼ばれています。

すみればでは一年中見ることができ、樹幹を跳ねるように登りながら、
樹皮をはがしてクモを探したり、枯れ枝を突いてカミキリムシの幼虫を
探しています


キツツキの仲間は木登りが得意ですが、それには秘密(?)があります。
木登りをする姿をよく見てください。尾羽の先端を木に付け、体を支えて(?)
います。

また、もし双眼鏡などを持っていたら、足を良く見てください。普通、鳥の
指は前に3本、後ろに1本ですが、キツツキの仲間は前に2本、後ろに2本です。
木を登るためにこのような使い方になったのでしょうか?
(キツツキ以外で木登りが得意なゴジュウカラやキバシリは3:1なんですが・・)

最近、2羽で行動するコゲラを良く見かけます。
すみればでも繁殖してくれると良いのですが・・

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by ikimono_sumireba | 2010-03-28 22:21 |

第37回 モズ

寒い一日でしたね。
今日、すみればに来られた方は、何となく、得した気分になったことと
思います。クヌギ、モグサ・・・

さて、生きもの情報37をお届けします。
今回は、小さな猛禽と呼ばれている「モズ」です。

モズは秋の里山の情景を象徴する鳥で「キイー、キイー」
縄張りを宣言して鳴く大きな声は「高鳴き」と呼ばれています。

「すみれば」には、晩秋から早春に現れる冬鳥ですが、多摩川などでは
一年中見られる留鳥
です。

くちばしがカギ型に鋭く曲がっていて、枝先や杭の上から獲物の昆虫や
カエルなどを狙って地上に舞い降り、狩りをする姿から小さな猛禽
呼ばれています。

スズメなどの小鳥を襲うこともあるようですよ。

また、獲った餌のバッタやカエル、トカゲなどを尖った枝先などに刺す
「はやにえ」と言う変わった習性も持っています。

「はやにえ」は餌の少ない冬場の非常食として利用すると言われていますが、
実態は不明です。

ところで、モズは漢字で「百舌」と書きますが、どうしてでしょうか?

「キイー、キイー」と鳴く「高鳴き」は秋以外はほとんど聞かれず、
普段は、他の鳥の声を交えた複雑な声を出す、物まね名人(鳥)
で、
いろいろな鳥の声を真似することから「百舌」の字があてられている
ようです。

暖かくなると「さえずり」が聞かれるようになりますので、どんな鳥の声を
真似しているのか聞いてみてください。

尾をくるくる回す仕草も愛嬌がありますよ。

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by ikimono_sumireba | 2010-02-13 21:59 |

第36回 シロハラ

この冬は、昨冬に比べて小鳥類が少ないですが、毎冬すみればに
来てくれる冬鳥にシロハラがいます。

ツグミの仲間で、賑やかなヒヨドリより少し小さいですが、ややふっくら
しています。

背中は灰褐色、腹は名前のとおり白尾羽の両端に白斑があるのが
特徴ですが、飛ばないと目立ちません

中国北東部からロシア東部で繁殖し、日本には11月ごろに渡ってきて
4月ごろまでいます。

平地の緑地にも生息し、林内の地上で落ち葉をかき分けて、主に昆虫や
ミミズなどの小昆虫を食べています


人がいないと林縁や草地にも出てきて、ピョンピョン跳ねて移動し、
時々落ち葉や草をかき分けて餌を探している仕草はとても可愛いですよ。

驚くと、鳴きながら低空を飛んで茂みに隠れてしまいます。

すみればでは人が少ない時は草地に出てきますが、人がいるときは
林内でエサを探しています。

林内からカサッ、カサッと落ち葉をかき分ける音が聞こえたら注意して
探してみてください。

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by ikimono_sumireba | 2010-01-24 21:18 |

第35回 チョウゲンボウ

新年第一弾の生きもの情報は縁起の良い“タカ”です。

すみればで記録のあるタカ類はオオタカチョウゲンボウの2種です。
オオタカは既に書いているので、今回はチョウゲンボウ情報です。

チョウゲンボウはハトより少し大きく、羽と尾が細長くスマートな猛禽です。

チョウゲンボウって面白い名前ですよね。

漢字で書くと「長元坊」です。

名前の由来ははっきりしていませんが、「坊」は小さいことを意味します。

「長元」は蔑称の意味があるようです。

マグソタカと呼んでいる地方もあるようで、主に昆虫やカエルなどを餌として
いるので、鷹狩り用に利用(献上)できなかったことから付いているようです。

全国に分布し、都市近郊でも留鳥として生息していますが、秋から冬に
個体数が増えます


餌となる昆虫(バッタなど)や小動物、小鳥などが多い河川敷や農耕地、
空き地などが主な生息地
になります。

崖の岩棚で営巣しますが、鉄塔や橋梁、高い建物の隙間などでも営巣する
ので、都会でも繁殖できます。

すみればでも時々上空に現れます。上記したようにとてもスマートで、
尾の先端に黒い帯があること。上空で停止飛行(ホバリング)し、餌を
探す行動をとる
ことが特徴です。

先日、奥のベンチ付近にホオジロの仲間の羽が散乱していました。
餌のサイズ的にオオタカでは無さそうなので、チョウゲンボウが採餌
したものと思われます。

早朝など、誰もいないすみればで狩りをしているのでしょうか?

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ハト位の大きさです。

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尾の先端に黒い帯があります。
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by ikimono_sumireba | 2010-01-01 09:21 |

第34回 ツグミ

今回は冬鳥の代表 ツグミです。

虫の姿もすっかり見られなくなった“すみれば”ですが、
これからは鳥たちでにぎやかになります。

すみればの冬を代表する鳥としては、生き物情報25で
ご紹介したジョウビタキが挙げられますが、ツグミは
渡来数が多く、全国で見られる代表的な冬鳥で、福井県
では県鳥に指定されています


ツグミはシベリアなどで繁殖し、秋に群れで渡来します。
渡来初期は群れで行動し、高い樹の梢にとまり、人を警戒
していますが、徐々に地上で活動するようになり、小群あるいは
単独で、土中のミミズや虫、木の実などを食べています

地上では足を揃えてピョンピョン飛びながら移動し、時々
立ち止まって胸を反らして直立する行動はとてもユニークです。

ところで、“ツグミ”という名前の由来をご存知ですか?

クイッ、クイッという独特な地鳴きはよく聞かれますが、
囀りは春の渡り間際のわずかな期間に聞かれるだけで、
囀る姿を見ることは殆ど無いことから、“口をつぐむ”という
意味から名前が付けられています。

もう、すみれば周辺にも来ていますので、草地をピョンピョン
跳ねる姿をゆっくり観察してみてください。

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by ikimono_sumireba | 2009-11-30 23:17 |

第27回 スズメ

スズメは、ご存じのように人家周辺に生息する留鳥(一年中、同じ地域に
留まっている鳥)で、最も親しまれている野鳥ではないでしょうか。

しかし、あまりにも身近で数も多いので、観察会などでは対象にされない
こともあるようです。

でも、チュンチュン鳴きながら人の近くで餌をとったり、休んだりしている姿
はとても可愛らしく、見る人をほのぼのとさせてくれます。

春から夏の間は、ペアあるいは小さな群れ(家族?)で生活していますが、
秋から冬になると、耕作地や河川敷、公園などの草地では大きな群れ
見ることができます。

先ほど、スズメは留鳥と書きましたが、実は、標識された個体が500km以上
も長距離移動した例があります。身近な鳥で、生態などは判っている
ようですが、まだまだ判らないことが沢山あります。

すみればでも、20羽くらいの群れがいますので、じっくり観察してみて下さい。
双眼鏡で見ると、仕草がとても可愛いですよ。


ところで「スズメが減っている」という情報をネットメンバーから提供されました
が、以前からそのような話題はありました。今回、統計的に示されたことで、
減少が量的に判明したことになります。

特定の鳥が減少する原因としては、繁殖地あるいは越冬地の環境変化
(生息環境の減少や餌不足など)、伝染病
などが考えられます。

数年前、北海道でスズメが30~50羽単位で各地で死んだ例があります。

鳥インフルエンザではないかとの声もありましたが、この時は冬季の餌不足
が原因だったようです。群れで生活しているため餌が不足すると同時に
亡くなってしまう
ようです。

今回の減少については、個人的には営巣環境の減少ではないかと思って
います。(記事じもそのようなコメントがありました。)

スズメは人家周辺に生息し、瓦屋根の隙間などを営巣地としていましたが
新築家屋では、そのような隙間はほとんどありません。山村でも立派な家が
多くなり、営巣できる場所が少なくなったことが個体数の減少を招いた
のではないでしょうか。

古い民家のある町と、新しい住宅地で営巣調査(または個体数調査)をして
みると面白いかもしれませんね。

また、繁殖期(4月~6月)にスズメのいた場所をプロットしていくと町の特徴が
見えてくるかもしれませんね。

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by ikimono_sumireba | 2009-02-07 12:07 |

第26回 アオジ

今回も冬の常連。アオジです。

アオジは国内では中部以北の山地で繁殖し、北海道では低地でも繁殖
しています。

冬には暖地や平地に移動し、すみればにも毎冬、数羽がやってきます

常連の冬鳥ですが、藪の中にいることが多いため、なかなか姿が見られ
ませんが、藪の中から

「チッ、チッ、チッ」

という声が聞こえたら、声の主は「アオジ」です。

背中は黒茶色で地味な色合いですが、オスのお腹は黄緑に黒い縦斑
あり、日向で見るととてもきれいです。

ササやぶゾーンや池の裏側で鳴いていることが多いので、是非、鳴き声
を覚えてください。

観察会まであと2日!一年中見られる、

・キジバト
・コゲラ
・ヒヨドリ
・シジュウカラ
・メジロ
・ムクドリ
・スズメ
・オナガ
・ハシブトガラス

に、今回お伝えした冬の常連

・アオジ
・ジョウビタキ
・シメ

を覚えられれば、すみればではバッチリです。
(余裕のある方は、ツグミシロハラをチェックしておいて下さい。)

これまでにお伝えできなかった鳥については、徐々に報告します。
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by ikimono_sumireba | 2009-01-15 22:53 |

第25回 ジョウビタキ

今回は冬の人気者「ジョウビタキ」です。

ジョウビタキは大陸で繁殖し、日本には冬鳥として渡ってきます

住宅地にも良く現れ、渡来時にはアンテナなどで

「ヒッ、ヒッ、ヒッ」

と特徴的な声で鳴いている姿を見かけます。

すみればにはこの冬もオスが越冬しています。

頭が白、顔と背中が黒で羽には白い斑あり、お腹はオレンジという、
目立った色合いと、尾羽を振る仕草がとても可愛いですよ!

人が少ない時にはクロガネモチ付近の地面に降りて餌を探している
姿がネイチャーセンターからも見られますよ。


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by ikimono_sumireba | 2009-01-13 21:20 |

第24回 シメ

今回は冬の常連「シメ」です。

シメは国内では北海道で繁殖し、秋から冬に暖地に移動します。

すみればでは毎冬見られますが、この冬は個体数が多く、
小さな群れで現れることがあります。

前回のイカルと同じアトリ科に属し、ずんぐりした体形をしており、
全身が薄い茶色でくちばしが太いのが特徴です。

樹の上で

「ピチッ、ピチッ」

と鋭い声で鳴いている姿を見かけますが、人が少ない時には地面
に降りて、餌(樹の実)を探しています。

飛ぶと両翼に白い斑が見られるのも特徴です。

毎冬現れる鳥なので、是非覚えてください。

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by ikimono_sumireba | 2009-01-12 20:25 |

第23回 イカル

鳥の観察会まであと少し、知っておくと「鳥通?」になれる種を取り急ぎ
お伝えしています。

前回のアトリと同様に、この冬、すみればで初記録の鳥をもう1種
ブンチョウの姿に良く似た「イカル」です。12月中旬に3羽確認できました。

イカルは北海道から九州の主に山地の森林で繁殖し、北のものは冬に
暖地に渡ってきます


くちばしが太くて黄色いのが特徴で、飛翔時には羽の先に白い斑が見え
ます


また、鳴き声も独特で、

「キーコーキー」

あるいは

「キョッ、キョッ」

と、柔らかい、丸みのある声で鳴きます。
一度聞いただけでも覚えられる鳴き声です。(たぶん!)

スズメよりも少し大きくエノキ、ムクノキなどのニレ科の実を好み
気に入ると同じ樹で長い時間採餌しています。

近くにいると実を砕く音が聞こえます!!!

冬の間に、また現れると良いですね。

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by ikimono_sumireba | 2009-01-10 23:02 |